HOME
SITE MAP
MIDI MUSIC
FREE TEXT
ABOUT BACH
SHOP
BULLEIN BOARD
LINK
【お知らせ】
2008/11/25
サーバーを移転し、『(旧)バッハ工房』を『新バッハ工房』と改めました。
【最終更新日】
FREE TEXT 2009/06/26
MIDI MUSIC 2009/06/26 (更新内容は同日の FREE TEXT をご覧下さい)
■FREE TEXT
■MIDI MUSIC
2009/06/26 『
晴朗な前奏曲と濃縮型のフーガ
』
今回から、『平均律クラヴィーア曲集 第1巻』をアップしていく予定としております。
J.S.バッハ/平均律クラヴィーア曲集 前奏曲とフーガ 第1巻
J.S.BACH/Well-Tempered Clavier Prelude & Fugue 1
第1番 ハ長調 BWV.846
No.1- C Major BWV.846
m182.mid ピアノ 15.7KB 3′42″
作曲年は、曲集完成がケーテン時代(1717-23年)の1722年(バッハ37歳)です。
この時代、バッハは宮廷楽長として15名編成の楽団をあずかっており、その為の室内楽曲を多く作曲した時期でした。今日知られるバッハの室内楽曲、クラヴィーア曲の大部分はこの時期の作品といえます。
曲集の最大の特徴は、1曲毎に半音ずつ調が上がっていくことにあります。
1曲目がハ長調、2曲目がハ短調、3曲目が嬰ハ長調、4曲目が嬰ハ短調、・・・・中略・・・・、21曲目が変ロ長調、22曲目が変ロ短調、23曲目がロ長調、24曲目がロ短調、という具合で一巡が完了し、従って必然的に24曲の曲集となる訳です。
2009/05/24 のこの欄で、この曲集の事前談義として『平均律』について記しましたが、平均律があるが故にこのコンセプトでのクラヴィーア曲の作曲が可能となったといえます。
<第1番 ハ長調 BWV846>ですが、前半のプレリュード部(MIDI 最初〜1′55″)は5声の和声連結を分散和音化したものです。
この原形は<フリーデマンのためのクラヴィーア小曲集>に、バッハ自身によって書き込まれていました。
こちらの後半部は、下譜面のように和音だけで略記(演奏の仕方は上楽譜)されています。
この2曲の比較により、バッハが<平均律クラヴィーア曲集 第1巻>を纏めたとき、<第1番 ハ長調 BWV846>については最期の7小節を補筆したことが分かっています。
それにしても不思議なのは、単純な分散和音であるのにどうしてこれほど人を魅了するのだろういうことです。
フーゴー・リーマン(1849-1919 ドイツの音楽学者)はこれを「まさにオリンピアの平静と晴朗さ」と賞賛し、グノーはこの分散和音をそっくりそのまま伴奏にして歌曲<アヴェ・マリア>を作曲しました。プロ中のプロをも魅了した分散和音、ということになります。
後半のフーガ部(MIDI 2′00″〜最期)は4声で、曲集の中で最もストレット(主題の入り方が、たたみ掛けるように重なってくること)が多いフーガといえます。
晴朗な前奏曲と濃縮型のフーガ、練習曲としての意図的な組み合わせといえるでしょう。
ところで、本日アップのMIDIファイルは、ナンバーが若くなっています。実は過去に既にラインナプしてありまして、今回曲集全体の品質を統一しようと新たに作り直し、ナンバーだけ旧のままとしたためです。
私事で恐縮ですが、旧を作成したのは2002年頃と思われます。
当時のままのデータもアップしてみます。
m182-02.mid ピアノ 12.4KB 3′18″
新旧を比べてみますと、この7年で自分の音楽性が随分変っていることが分かります。
理由は多分、この期間にG.グールドのペダルを使用しない演奏を興味深く、あるいは注意深く聴く経験を多くしたからだろう、と思うのでした。
これ以前は
FREE TEXT
からどうぞ。
新バッハ工房
since 2008/11/25
無料動画
レンタル
無料アクセス解析